症状から
当院は、こころの病気の専門医療機関です
ひとりひとりのこころの健康のために、専門外来・医療相談・カウンセリング・精神科デイ・ケア・訪問看護等を行っております。
以下のような症状でお困りの方はどんな些細な事でもお気軽にご相談ください。
身体面の症状
こころの病気のなかには、体の症状をともなうものが決して少なくはありません。たとえば、疲れがとれない、動悸やめまいがする、頭痛がするといったことがこころの病気でも起ります。
しかし、体に症状が出ている場合は、まずその症状に関係する身体面についての検査や診察を受けることが大切です。
それでも異常がみられない場合は、こころの病気に関する医療機関に相談しましょう。その背景にストレスやこころの病気がある可能性もあります。
- 疲労、全身倦怠感 ~体がだるい、重い、疲れがとれない~
- 動悸・めまい ~心臓がどきどきする、息苦しい、めまいがする~
- 頭痛 ~頭が痛い、ずっしり重く感じる、ズキズキ痛む~
- 不眠 ~寝つけない、何度も目が覚める~
- 食欲不振 ~おいしく食べられない、何も食べたくない~
心理面の症状
物事が思ったように進まないときには、気持ちが落ち込んだり、腹が立ってイライラしたり、不安で眠れないことがあります。
こうした心理面での症状があるからといって、「こころの病気」とは限りません。このような症状が長く続いたり、生活するうえで支障が大きい、つらくて苦しいといった場合は、早めに専門家に相談することが大切です。
生活・行動面の変化
これまで出来ていたことができなくなる、うっかりミスが増える、服装が乱れてくる、遅刻が増えるなどは、周囲の人が気づく生活・行動面の変化です。このような変化には、本人は意外に気付いていないことがあります。
このような変化に気づきやすいのは、家族、職場の同僚、友人などでしょう。しかし、生活・行動面の変化がこころの病気によって起こり得ることを知っていなければ、こころの病気の可能性に気づかないことがあります。気になるときは、周囲の人に過去の状態と現在の状態を比べる質問をすると変化に気づくことがあります。
本人が気づいていない場合には、「体の具合はどうですか」「何か困ったことがありますか」などと、本人を気遣う問いかけをしてみるのもよいでしょう。
- 生活の乱れ ~服装の乱れ、昼夜逆転している、生活が不規則~
- 行動の変化 ~ミスが増える、ぼんやりしている、遅刻が増える~
- 自傷行為 ~リストカットや抜毛など、自分を傷つける~
- ひきこもり ~外出したくない、人に会いたくない~
厚生労働省 HP こころの病気を知るより抜粋